クラウド黎明期から、成長し続ける
開発ストーリー Since 2011
Gluegentシリーズは、提供開始から10年超となるロングランサービスです。
本記事は、開発初期から関わった3名の社員にインタビューを実施。Gluegentシリーズが、プロダクトとしてどんな成長過程を歩んだのか、どんな困難を乗り越えたのか、開発ストーリーとしてひも解いてみました。
本記事は、開発初期から関わった3名の社員にインタビューを実施。Gluegentシリーズが、プロダクトとしてどんな成長過程を歩んだのか、どんな困難を乗り越えたのか、開発ストーリーとしてひも解いてみました。
黎明期
2011年
- Gluegentシリーズを報道発表
2012年
- Gluegent Flow 提供開始
(現 Gluegent Flow for Google Workspace) - Google Partner Award受賞
原点
Googleって面白い!日本企業ならではのニーズを受け、Google拡張アプリケーションをわずか数名で開発。クラウド黎明期に、完全クラウド型のGluegentシリーズを提供し始めた。
記憶を呼び起こしながら、開発ストーリーを語るTさんSさんHさんのお三方。
ここでは書けない、おもしろエピソードも。
ここでは書けない、おもしろエピソードも。
「2011年当時は、本当に片手程度のエンジニアしかいなくて(笑)」
そう当時を振り返るのはTさん。10年前は、クラウド事業と共にSI事業も展開しており、多くのエンジニアはお客様企業に出向中。自社サービス(Gluegent シリーズ)は、Googleユーザー増とともに評価を得始めていたが、Gluegentシリーズ専属の開発は、わずか数名のエンジニアに任されていたという。
「出向組が稼いだ資金で、Gluegent シリーズを開発している状態だったのです。出向組のために、自社サービスを成功させたいと猛烈に頑張りました。」
72時間ぶっ通し開発の末に生まれた機能(Gluegent Flowの某機能)、数名で練り上げた仕様など、苦しいけど楽しい開発秘話を話してくれました。
ガンガン期
2013年
- ソフトバンクテレコム社
(現ソフトバンク社)と事業提携
集中投下
売れまくって、お客様も沢山いて、ご要望も頂いて。リクエストに応えガンガン開発。お客様を支えて、僕らが逆に支えられる良好関係を常に感じられていた。
本社ミーティングスペースにて大切な雑談を楽しむ開発マネージャとプロダクトマネージャ
「Google販売を巡る競合関係だった、当時のソフトバンクテレコム社(現ソフトバンク社)と事業提携することで、開発に集中できる体制ができたんですよね~」
とTさんが語る。大規模のお客様も増え、お客様からのリクエストも増える中、開発メンバーも少しだけ(笑)増え、怒涛の追加開発に勤しんでいた模様。
「大規模なID数のお客様がいて、Googleのグループキャッシュが何時間経っても終わらない・・・とか、よくありましたね~。」
Sさんが笑いながら懐かしむ。Sさんにとっては、開発メンバーと一緒に、運用やマニュアル整備も急ピッチで手掛けていた時期でもあり、「サービスとして成長している」手ごたえを感じていたという。
洗練期
2016年
- Gluegent Flow for Office 365提供開始
(現 Gluegent Flow for Microsoft 365)
体制強化
怖いお客様のおかげで(笑)、QC(クオリティ管理)チーム発足や、ISMS取得に向けた情報管理体制を強化。サービサーとしての自覚が芽生えた。
昔話に花が咲き、絶体絶命のピンチやら武勇伝やらが止まらない(笑)
もちろん、お酒も止まらない(笑)
もちろん、お酒も止まらない(笑)
「ちょっと怖いお客様がいて(笑)、それはまだβ版の機能なんです、なんて言えなくて(笑)。お客様が納得する高いサービス品質を提供しないと、このままだと流血騒ぎが起きる、って、本当に恐々としていました」
とHさんは語り破顔した。QCチームを発足させ、テストケースやテスト仕様を全て残し、本番公開のリリース管理を一本化。ワンランク上のサービス品質を目指した。一方、お客様の中には、稟議ワークフローの域を超え、Gluegent Flowを自社専用の業務の可視化や自動化に活用するスーパーユーザーとなる方も現れて、開発メンバーが想定しなかった事象による不具合も発生・・・。
「私たちは、自動処理は1モデルで3,
4個を想定していたのですが、ボタンクリックで自動処理を70個も同時に実行され、まさか70個も使っているとは!となったり、1000件以上のタスク一覧とか、、、猛者なお客様に愛されて、プロダクトが成長した側面はありますよね」
とSさんとHさん。そこで、メンバーを増やしつつ、ISMS取得に向けた情報管理教育を行いながら、さらに細々と追加機能やアップデートをリリースする日々へと突入した。ちなみに、この時期リリースしたのは、LINE WORKS や Slack通知、モバイルアプリ提供など、なくてはならないお馴染みの機能が勢ぞろい。
追求期
2020年
- Gluegent Flow Plus提供開始
2021年
- 電子契約サービス連携開始
(GMOサイン、クラウドサインなど) - Gluegent Flow 情シスクラウド提供開始
2022年
- Gluegent ロゴリニューアルを報道発表
追求
直近5年だけでも、追加機能やアップデート等リリース回数は120回超。より良いサービスを届けたい、その想いに終わりはない。
ちょっとだけ緊張した、スタジオ撮影でのオンライン配信。今後も、プロダクトに託した想いを伝えます。
「色々な競合サービスはありますが、自分たちが一番だという自負がある。こんなにもお客様のリクエストに応え、こんなにもお客様に呼応して小さなリリースをするサービスは他に無い。だから、たとえお客様が他社サービスを採用されても、なんだかんだ紆余曲折を経て、必ずGluegent
Flowにたどりつくって確信してるんです」
とHさんの自負に、TさんもSさんも大きく頷いた。現在、「つながるクラウド」を合言葉にGluegent
Flowは様々なクラウドサービスや外部システムとの「つなぎ」と「推進」の役割を担えるようサービス強化を進めている。人と人、人と業務、業務とシステム、システムとシステムなど、様々な狭間をもっと上手に連携させ効率化できる。Gluegent Flowは、とっちらかった業務と業務の流れを標準化し、その上で、業務プロセスの最適化を追求できる面白いプロダクトなのだ。 Gluegent Flowは「つながるクラウド」の世界を追い求め続ける、、、そして、TさんHさんSさんの愉快な開発の旅も、まだまだ続くのだろう。